販売スタッフのよく使うアパレル用語集!
〜現場で「通じる」言葉を楽しくマスター〜
アパレルショップで働いていると、日常的に耳にする「専門用語」や「業界用語」。
最初は「えっ、それってどういう意味?」と戸惑う言葉も多いですよね。
たとえば、「トルソー着せ替えお願い!」「プライス変更しておいて!」「今期の売れ筋アイテムはラックのフェイス出しで!」
…などなど。はじめて聞くと何のことか分からなくても、意味を理解して使いこなせるようになると、仕事が一気に楽しくなります!
この記事では、アパレル販売スタッフが実際に使う用語を【ジャンル別】に分けてわかりやすく解説します。
これからショップスタッフを目指す方も、すでに働いている方も、ぜひ参考にしてみてください!

まずは、販売スタッフとして日常的に使う基本的な言葉から。
どんなお店でも共通して使われる頻出ワードです。
■ 客層(きゃくそう)
お店に来店するお客様の年齢層・性別・好みなどを指します。
「うちの客層は20代〜30代の女性が多い」など、商品の仕入れやディスプレイを決める時にも重要なキーワードです。
■ 売れ筋(うれすじ)
よく売れている人気アイテムのこと。「売れ筋ランキング」「売れ筋カラー」などの形でも使います。
■ 定番(ていばん)
毎シーズン登場するような人気商品。トレンドに左右されず安定して売れるアイテムです。
例:「このパンツは定番のシルエットで毎年人気です!」
■ 新作(しんさく)
今シーズン新しく入荷した商品。アパレルでは「新着」や「新入荷」と同じ意味で使われます。
■ 接客(せっきゃく)
お客様に商品を紹介したり、コーディネート提案を行うこと。販売スタッフのメイン業務です。
「声かけ」「提案」「クロージング」などの流れで使われます。
■ クロージング
お客様が購入を決める直前の“ひと押し”のトーク。
「こちらでしたらサイズ感もぴったりですよ」など、自然に購入を後押しするコミュニケーションのことです。
■ 客注(きゃくちゅう)
お客様から取り寄せ依頼を受けた商品の注文のこと。
例:「こちらは客注でお取り寄せ可能です。」

ショップの印象を左右するのがディスプレイ(=VMD)です。
お客様に“欲しい!”と思ってもらうための演出に関する用語を紹介します。
■ マネキン(トルソー)
お店に飾られているボディ型の展示物。アパレルでは「トルソー」と呼ぶことが多いです。
例:「トルソーのコーディネートを秋仕様に変更しておいて!」
■ フェイス出し
洋服をラックや棚で“正面が見えるように”陳列すること。お客様にデザインが伝わりやすくなります。
■ フロント
店舗の正面、またはお客様から最初に見える位置のこと。「フロントに人気商品を配置」などと使います。
■ VMD(ブイエムディー)
「Visual Merchandising(ビジュアルマーチャンダイジング)」の略。
商品の見せ方・空間演出の戦略のこと。お店の世界観を伝える重要な仕事です。
■ コーディネート提案
複数のアイテムを組み合わせてトータルで提案すること。
「トップス×ボトムス×小物」での見せ方がポイントになります。
■ プライスカード
商品の値札。タグやPOPに付ける価格表示を指します。
■ POP(ポップ)
商品説明やセール情報を記載した小さな掲示物。手書きPOPはお客様の注目を集めやすい定番アイテム。
■ ショップ什器(じゅうき)
ハンガーラック、棚、ミラーなどの店内設備のこと。VMD担当者が配置を決めることも多いです。

お店の裏方でよく使う用語も覚えておくと便利です!
■ バックヤード
店舗の裏側スペース。ストック保管や検品、事務作業を行う場所。
■ ストック
在庫のこと。
「ストック確認してきます!」=在庫をバックヤードで探す、の意味です。
■ 入荷(にゅうか)
新しい商品が店舗に届くこと。反対語は「出荷」または「返品」です。
■ 検品(けんぴん)
届いた商品に不良や汚れがないか確認する作業。サイズ・数量・タグなどもチェックします。
■ 品出し
入荷した商品を売場に並べること。開店前や閉店後に行うことが多いです。
■ SKU(エスケーユー)
「Stock Keeping Unit」の略。商品を管理するための単位。色・サイズごとにSKUが分かれています。
■ 返品(へんぴん)
売れ残りや不良品をメーカーや倉庫に戻すこと。お客様対応としての「返品」とは別の意味で使う場合もあります。

販売スタッフの仕事は「接客だけ」ではありません。
売上管理や会議、販促活動なども大切な業務。そこで使う用語も押さえておきましょう。
■ 売上(うりあげ)
販売金額の総計。日報・週報・月報などで確認します。
「日販(にっぱん)」=1日の売上、「月販(げっぱん)」=月間売上、という言い方もあります。
■ 客単価(きゃくたんか)
1人あたりのお客様が購入した平均金額。
「客単価アップを狙う」=セット販売やコーデ提案を意識する、という意味になります。
■ 客数(きゃくすう)
その日来店し購入してくれたお客様の人数。客単価と掛け合わせて売上を分析します。
■ 売上構成比
商品ごとの売上割合。
「今月のトップス構成比が高い」=トップスが売上全体の多くを占めている、という意味。
■ ノベルティ
購入特典やキャンペーンで配布されるプレゼント。限定トートやポーチなどが定番。
■ セール準備
価格変更やPOP貼り替え、商品移動などを行う一連の業務。スピードと正確さが求められます。

お客様との会話の中でよく登場するのが「ファッション系ワード」。
感覚的な言葉も多いですが、意味を押さえておくと接客力がぐっと上がります。
■ シルエット
服を着たときの全体的な形やラインのこと。
「Aライン」「Iライン」「オーバーシルエット」など、バランスを表す用語です。
■ トーン
色の明るさや雰囲気のこと。落ち着いた印象なら「トーンを抑える」、華やかにするなら「トーンアップ」と言います。
■ カラー展開
同じアイテムに対して何色あるかを表す言葉。
例:「このスカートはネイビー、グリーン、ベージュの3色展開です。」
■ マストバイ
「絶対買い!」という意味の業界スラング。スタッフ同士の会話でもよく出ます。
■ レイヤード
重ね着のこと。Tシャツにシャツを羽織る、ワンピースにニットベストを重ねるなど。
■ トレンド
今季の流行。雑誌・SNS・展示会で話題のスタイルやカラーを指します。
■ シーズン
春夏(SS)、秋冬(AW)など、ファッションの季節区分。
「今シーズン」は「今期(こんき)」とも呼ばれます。
アパレル業界では、専門用語を理解しているだけでコミュニケーションがスムーズに!店長や同僚との会話がスピーディーになり、指示の意味もすぐ理解できるようになります。
また、お客様との会話でも「この色味は今季トレンドのグリーンです」「シルエットがとてもきれいなんですよ」といった自然な言葉が使えるようになれば◎
それが信頼感や販売力アップにもつながります!
用語を“覚える”よりも、“使いこなす”ことが大事。
日々の接客の中で少しずつ使いながら、自分らしい言葉にしていくと自然と身についていきますので自分のペースで覚えていってください!
アパレルは、ファッションを通して人を笑顔にする仕事なので、用語を味方につけて、あなたらしい接客を楽しんでくださいね!
